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象を読む人 象を書く人

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象 を通して出会うこと。出会う人。



ベルリンから ハレ(Halle) に向かった。
少し前であったら、その目的は ヘンデルの生家を訪ねることだっただろう。
しかし 今回は 優先順位がちょっと違う。

駅に着いて ボランティアらしき いかにも素人っぽい観光案内のおばさんに
動物園はどこですか? と尋ねるのだけれども
何を困っているのだか、同僚と くちゃくちゃ、相談している。

そして、
ついて来なさい、と言うような仕草で歩き出した。
バスだか トラムの乗り場を教えてくれるみたい。

でも、その前に 荷物をコインロッカーに預けたいのだけど?
と言うのが ぜ〜んゼン通じなくて
大丈夫、大丈夫、と どんどん行ってしまうので 仕方なくついて行く。

どんどんと言っても どっしりとしていらして、
アフリカ サファリのために キャスターなしのソフトバックを担ぐ身には
その のろい歩幅が 荷の重さを相乗してくる。

とりあえず 乗り場をチェック、のつもりが 結構遠くて、
ほおら、ここ!と 乗り場を示し、次は 何分に来る、と時刻表を指刺すおばさん。

分かりました。でもね、この荷物、と 必死のジェスチャーをすると、
あんらまあ! いやあだわあ!いらっしゃい、
と 再び駅に戻り、ロッカーまで のろり と、連れて行ってくれるのだ。
ひい〜、重かった。

だけど、おばさんにお礼を言って、結局 タクシーに乗ることに。
でも、タクシーのおじさんだって、英語なんか 話すもんか!
という態度。

「ズーよ。ゾーよ。メニーアニマルズ! エレファントだってば ‼︎」
もう、何でもあり。
たどり着いた時、思わず 嬉し涙のハレ動物園だった。



象はどこ?
いわゆる案内地図は存在しないみたいなのだ。
その理由は すぐ解明。ここは標高130m 位の山を利用して造られている。
登るか、降りるか だ。遠回りしても 降りれば出口だ。


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地図の右手のオレンジ色が 象の敷地。3000m2。
総面積は、約9ヘクタールと聞いている。
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象舎も山の高低差を利用して作られている。
言ってみれば 地下に埋められたような象舎なので 採光窓がたくさんあり、
いたるとこから 覗ける仕組みにもなっている。

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室内には 2組の親子が分けて収容、展示されていた。
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プール
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象舎と運動場の見取り図

地上から観察できるのは、左下のプール側一部と、象舎の屋上の
一部からだけ。混み合う日は人が溢れそう。


ハレ動物園は、1901年創設された。
小さな檻もまだ残るが、ガラス張りのモダンな展示も多い。

以前はアジア象を飼育していたらしい。
2006年に象の施設は全面新築され、さっそくウイーンから来園したのが
Abu (2001 4/25生まれ) というオス象のようだ。



その後、せっかく生まれた赤ちゃんを、母親象が殺してしまった、
という話も聞いた。どちらの母親なのだろう。
多分 Panya だ。

この母親象、多分 Panya は、2007年8/22生まれ。
2008年 ベルリンより 母親の Bibi (1985 ジンバブエ生まれ) と共に来園。
昨年 8月に 男の子を出産した若いお母さんだ。


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狭い部屋をグルグル歩き回り、神経質そう。




もう一方の母親象 Tana は、2001年5/4生まれ 。
やはり 2008年ベルリンより来園している。
2016年6月に 女の子を出産した。


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Tamika (2016年 6/26生まれの女の子
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子象同士は、遊びたくて仕方ない様子。
柵越しにおしゃべりしたり、

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この方が おちゃべりしやすいね。
さっき、自慢げに ちっこいウンチ、した。
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午後になると、外に居たオス象と 交代だ。
ヤッホーとばかりに飛び出して来た。
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2ヶ月違いの腹違い姉弟象たち。
Panyaの子は Ayo という男の子、2016年8/3生まれだ。

2ヶ月年下でも、Ayo は 生まれた時からTamika より重かった。
ほんの少し大きい方が 男の子、と比べるのだが
よく似ていること!

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ねえねえ
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お相撲しようよ
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それっ!
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いくら見ていても 飽きない。


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この子達、いつまで一緒にいられるだろう。
どんな運命が 待っているのだろう。



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動物園頂上にある見晴台から市街地を見る。
この動物園でびっくりしたのは、犬連れOKなのである。
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吠えたり、ウンチ放ったらかしのマナー違反は目撃することなかった。
でも、見られている鳥達の胸の内、穏やかではないだろうなあ。

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子象たちから去り難くて、
結局、ヘンデルのお家を訪ねる時間が無くなってしまった。
ライプツィヒへ向かわねば。

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ヘンデル先生、ごめんなさい。



# by maria-elephant | 2017-06-27 10:52 | 象を訪ねる

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動物園に隣接するホテルの部屋から 豊かな緑を見下ろす。


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動物園入り口、象が出迎えてくれる。しばらく行くと、


立派な象が目に入る。
Victor 1993年10月23日 イスラエル生まれの クールな奴、という表示。
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あれ、2頭だけ? な〜んだ、
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と、思いながら ほんのちょっと行くと、


ひゃっ!
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広い、、、
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立派、、、
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そして 突然 4頭、、、
合計 7頭が飼育されている。(ひえ〜)

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いわゆる 「 直接飼育」されている様で、
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一般の人が 案内されている光景も。

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象に寄っかかっちゃったり。

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今年 5歳になる Anchali だけは分かるが、あとの4頭は区別つかず。

リーダーが Tanja 1964年生まれ。Kroneサーカスから 1974年に
ベルリンに引き取られた。
Drumbo: 1970年生まれ。イタリア ベローナから1987年に来た。
Iyoti: インディラ ガンジー首相からの贈り物として1976年に来園。歳不明。
Carla: 1973年生まれ。1977年に来園。チビのAnchaliの叔母さん役だそう。
Pang Pha : 1987年3月20日 タイ生まれ。6ヶ月の時 タイ王室からの贈られ来園。
この内の誰かが 今Victor と同居している。

そして
Anchali : Victor と Pang Pha との間に 2012年 8月12日に生まれた女の子。
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もう、5歳ですよ。
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ベテラン キーパーとお見受けする方が、一頭一頭を紹介し
象についてお話下さるのだが、悲しいかな、ちんぷんかんぷん。

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夕方、部屋に入る前に、一頭ずつシャワー。
みな、号令で伏せをする。

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その横で、どうせシャワーするんなら もっかい泥んこじゃ、
とでも言うかのように、
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Anchali は いちばん最後。
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伏せ。

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キレイになった。



さて、日本とは 動物園の伝統が違うのだから、比べるのは所詮 無理な話、
と 開き直りたいところだが、ここも大戦時は、壊滅状態だった。
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空襲は1941より動物園に被害をもたらし始めた。
ベルリン動物園でも、ゾウや他の大型動物の暴走が危惧されたが、
事前の殺処分は行われなかった、という。
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しかし、1943年11月22,23日の空襲により、8頭いた象のうち7頭が死亡した。
園内の2/3の動物達が 一瞬にして死体となり、
エキゾチックな動物舎も破壊された、という。
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1945年5月23日まで ソ連赤軍が動物園内に駐留し、
動物の遺体や瓦礫が片付けられた。

一頭だけ生き残ったSiam という象を、ソ連兵と 市民が見守っている写真があった。
恐ろしい思いをして、仲間を全て失ったSiam は、いつまで生きたのだろうか。

動物園の歴史の展示室は素晴らしく、英語訳も用意されていたので、
しばらく時間を過ごした。

再びそびえ立つ大木に囲まれた、輝くばかりの緑の中に戻ると、
何か、計り知れないものに、圧倒されずにはいられなかった。

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# by maria-elephant | 2017-06-26 18:52 | 象を訪ねる




10日ほど アフリカの動物達と過ごした後、そのまま
いくつかのドイツの動物園に向かった。

動物のことを もっと知りたい目的もあったけれど
「動物園」についても 知らなければいけない、と思っていたし
斬新なドイツの動物園の写真は あちこちで目にしていたから。

日本の中では 見えてこないもの、想像がつかないこと、
自分の動物観だって ひょっとしたら変わるかもしれない、
と、期待も少しあった。

確かに、環境、施設や設備は、どこも素晴らしかった。
象だって 一頭だけで飼育する事が どんなに不自然な事なのか、思い知らされる。


でも、美しく、素晴らしい環境の中で動物達は幸福なはず、
と 思いながら そこで居心地良いのは 実は私達 人間なのであって、
動物園自体の人間の身勝手な面に変わりはない。

ベルリン動物園は、目にしみるような新緑をまとう大木で囲まれ
動物達の家も、おとぎの国のようだった。
でも、野生の動物に接した後で 違うな、と感じるのは
やはり 彼らの目なのだ。


自由を奪われ 故郷から遠く離れた国に送られた運命を 嘆くわけでもなく
好意的に話しかける私達に 媚びるわけでもなく
小さな目も、大きな目も、淡々としている。

生気ない、と言うのではない。
むしろ、彼らの健気さに なおさら 心打たれてしまう。

動物園で終える彼らの命、大切に見守ってあげたい、と心から思う。


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こちらの2匹は 私の親戚筋に当たる方々。
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この子象も ハレ動物園から特別出演。
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番外 入院中のユキママさんへ。

"get well and come back soon !"

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# by maria-elephant | 2017-06-20 20:37 | 動物園



冷え込んだ夜、凍りついた草の穂先に朝日が反射する。

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ロッジの部屋に暖房はなくて、着込むしかないのだが、
ベッドには 湯たんぽを用意してくれていた。

サファリ ドライブの座席にも さり気なく湯たんぽが。
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北国の動物園で雪景色に居る象を見ると どうかと思ってしまうが、
アフリカでも 象は 結構 寒さに耐えているのだ、と実感。
かと言って 極寒の地の動物園に 施設も無しに適応させよう というのは
絶対反対。
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ヌーでしょ?
ガイドは しばらく考えて 突然、Wild is Best ! といった。
"Wildebeest"
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お尻に白い輪があるのが「Waterbuck」だけど、
「Springbok」も 「Lechwe」も 皆 ぴょんぴょん 飛んで行っちゃうから
覚えるのが大変。ガイドに あとでテストする、なんて言われるし。
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ハイエナの子供たち。
車から降りない限り 彼らは我々を無視している。
双眼鏡を落としてしまい、ガイドが拾うため車のドアを開けた途端、
飛び散るように逃げた。

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もう 何世代も こうして観光客と暮らしているのだ。
ここも大自然とはいえ、広大な「動物園」と言えるかもしれない。

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鳥の種類、と言ったら もう覚え切れず テストはお手上げ。
まさに鳥の楽園の図だった。

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マングースも 何種類か 教えてもらった。
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シマシマは 「Banded Mongoose」
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朝っぱらから 突然 幹を揺すってココナツの実を落とそうとする象が
木の上で眠っていた Baboon を叩き起こした。

「ったくもう、」 の母。
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象 は決して友好的でない。
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近づくと パオ〜ん と 怒られる。
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「スミマセン・・・。」 と すかさず退散。
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(それでよ〜し)





# by maria-elephant | 2017-06-12 10:13 | 象を訪ねる

オカバンゴで 少なくても私達が動き回った界隈は 細かい砂地なので、
夜な夜なフラついた犯人は すぐバレてしまう。


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この方など、バレバレもいいところ。

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ふむ、、

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この方も。背が高くて重いし、前後の足が一緒に進んでいる。



しかし、犯人が水辺に逃げ込んでしまった場合は、
別の追跡手段もある。

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ロッジの船着場から 小さなモーターボートで追跡開始。

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こんなボート。一応モーターの音はするが 水の上を滑る様に進む。
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後日、部屋のすぐ下まで来て 私達をおびえさせた犯人。


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この方々もいっぱい生息なさっている。


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居た居た! これが 私の指名手配者 !


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君は いつ仲良しの家族から独立したのだろうねえ?


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鳥の声も静まり始め、彼が水草をもぎ、しゅるっしゅるっと
振り回す音だけが あたりに響く。そして 静けさの音。
オカバンゴでいちばん好きな光景だった。

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水面には ウオーターリリーが 咲き誇る。


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この辺は、国立公園との堺があるらしいのだが、
私設保護区ゾーンに入ってしまえば、夜の門限を気にしなくて良いのだ。



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オカバンゴには、伝統的なモコロ というカヌーの交通手段もある。
昔は 大木を掘って作られたが、今はグラスファイバーだ。
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カバが 水草を切り開いた水路を利用させて頂く。
川底を突いて漕ぐのだが、バランスが難しそうだ。
音もなく水面を滑るので、動物を威かす事なく近づけるが、何せ効率は良くない。
今回は 1時間ほどのお散歩。
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水辺での1日が終わる。



# by maria-elephant | 2017-06-10 23:44 | 象を訪ねる

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