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象を読む人 象を書く人

elefantasy.exblog.jp

象のこといろいろ知りたくて。お話したくて。

横浜市動物園友の会主催 の 施設見学会、今回は 「市原ぞうの国」と聞いて
申し込んだ。こんな機会でもなければ 足を向ける勇気がなかったからだ。

30人募集のところ 60人の申し込みがあり、抽選に当たった とは言うものの、
現地の園長は大変お忙しくあられ、我々の「見学案内」は中止と聞かされる。
つまり 現地では全く自由行動ということになる。

何それ? と思わず目をつり上げているのは 私くらいで、
周りはすでに遠足気分で盛り上がる中、横浜から1時間ほどで到着した。

千葉というからには、もっと広い敷地を想像していた。
3.5ヘクタール というが、小さな山ひとつ切り開いた、という感じで
地上に駐車場、中腹に ショー広場、坂道に動物檻が設置され、頂上に象舎が
作られている。
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象舎は それぞれの象に仕切りがあるので 彼女達に歩き回れるスペースはない。
常同動作 の象も見られる。
来園者が近づくと、鼻をのばして食べ物を催促する。
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ここでは、全ての草食動物に 園内で購入したエサを好きなだけ与えることができる。
動物との「ふれあい」を持てる 素晴らしいシステム である。
子供達は 野生動物にもエサをやる事はよいことだ、と学ぶだろう。
誠に素晴らしい システム と言わなければならない。
500円もバケツには、薄く切った人参、半分切りのバナナ、麩などがは入っている。
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時間になると 象達は 象舎から ショー広場までの下り坂を移動する。
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毎日 11時、14時の2回のショーと 背中に人を乗せるライド、鼻にぶら下がる
ゾウさんリフト、写真サービスなどが 行われている。


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ショーは さすがに材木運びはないものの タイで行われている出し物とほぼ同じだ。
フラフープを回したり、バスケットやサッカーをしたり、絵を描いたり。

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当園で生まれ 10歳になる ゆめか は ちまたでは "画伯" と呼ばれるほどの腕前と
言われているのだが、この日は 彼女専属のゾウ使いが タイに一時帰国のため、お絵かきは 出来ないのだ、という。興味深い話だ。

上の絵は ゆめかの4歳の妹、りりかが描いた。(描かされた か?)
ほぼ同じ絵が 何枚も売店で売られている。りりかはまだアマチュアの域のためか
3000円前後の値である。ちなみに ゆめか 画伯の作品は 一万円より。
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ゆめか が描いた絵は スタッフのユニフォームにもなっている。
写真の象は、昨年秋に生まれた 元気 くん。豊橋でリハビリを続けているマーラの弟
にあたる。母親のアーシャーは、はるばるここに預けられお産したのだが
やはり子育ては出来ず 元気くんは 人口哺育で育てられている。
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ここでは、当たり前の様に 象のタイ式調教方法 が掲示されていた。
「ゾウと人間が共存するための調教」は あくまで 象を労働力として必要とした
昔の話だ。ヒトの娯楽のために調教が必要であることと 話をすり替えているように
思える。
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りりか と 3歳になる結希くん。結希くんの母親ズゼは 神戸からここに運ばれ
育児の先輩、りりかの母親プーリーが見守る中でのお産だったが、
やはり授乳する事ができず、
(以前に 神戸でお産した2頭は 人工哺育の最中 亡くなっている)
プーリーがりりかと共に育てた。
象は群れで育児をするのだが このケースは世界でも珍しいらしい。
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2頭共に、足に食い込んだ調教の傷跡が残っている。
元気 くんにも こんな調教が待っているのだろうか。

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恐らく、日本特有の出し物かもしれない。「象さんのお買い物」
象の鼻にお札を渡すと、象はお札を箱に入れ 横にあるぬいぐるみを持って
お客様に渡す。(写真の鼻先には ぬいぐるみ)

究極の「ふれあい」である。子供達はもちろん大喜びだ。
親達も シャッターチャンスを逃すまい、と必死だ。
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リボンと帽子は ゴムで耳に引っ掛けてあるようだ。

「うちの ラッキーにも リボン付けてあげようね。」と
子供に話すお母さんの声がする。
どうぶつを可愛いと思うことは、良い事だものね?
自分が飼っている動物に 何を着せたって文句言われる筋合いないよね?
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その後も素晴らしい「ふれあい」は続く。
来園者は いくらでもエサをあげながら 横に並んで写真を撮ってもらう。
「こんなに近くで象を見られるなんて!」「可愛い〜」
「こんなに ふれあえる動物園なんて 他にないよね。」
来園者からの感激の声は あちこちで聞かれる。
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次は 象さんライド だ。紐が象の体に食い込んでいる。
力持ちの象は 重くも痛くもないはずだよね?

ここでは 3人まで一緒に乗せ、ショー広場一周で¥2,500。
大人も子供も ラブラブカップルも 大喜びではしゃいでいる。
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ちなみに ここでは ラクダにも乗れる。
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素晴らしくレトロな檻の中には チンパンジーがたたずんでいる。(左下)
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オットセイのプールも 骨董品級の素晴らしさ。
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ツバキの木には 枯れることのないカサブランカが咲き乱れる。
素晴らしい感性である。
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この日は晴天ながら 北風が吹きすさび、ショーを観ている身も辛いほどだった。
動物は 寒さを感じないのだっけ?
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毎年 子象が大きくなるごとにデザインを変えて発売されるぬいぐるみ。
象ファン なら コレクションは必須であろう。

さて、友の会の皆さんも山ほど お土産を抱えて嬉しそうだ。
「楽しかったわね〜。」と バスに乗り込んだ。
結局 何の為に集まったのかよく分からない見学会であった。

「象も仕事させた方が退屈しなくて幸せかも。」
「園長やスタッフの愛情が 感じられる施設ね。」
「遠いのがたまにキズだけど、これだけ ふれあいが出来るのだから仕方ないか。」
「子供達の夢を叶えてくれる動物園」 思い思いの声が聞こえてくる。
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動物の福祉 について 急速に考え方が変わりつつあるアメリカでは
動物に芸をさせることにも 一般人が抵抗を感じ始め
大きなサーカス団からも象の姿は消えている と聞く。

その声はきっとこの「夢を叶える動物園」にも向けられるだろう。
もし動物園が 苦境に陥ったら、夢を叶えてもらった人達は 素晴らしい動物園の存続に援助の手を差し伸べるだろうか? 象達の行く末を思うだろうか?

「ふれあい」という柔らかい言葉を あたかも動物達がヒトとのふれあいを
望んでいるかのように錯覚させるのは、この動物園だけではないだろう。
マンションで動物を飼えない子供達には 貴重な体験かもしれないが、
命に責任を伴わない「 ふれあい」は 結局 触り心地良いぬいぐるみと変わりない。

ぬいぐるみは ある日 当然のように捨てられる。



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また きてね! と 健気な子象達。



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# by maria-elephant | 2017-02-22 08:44 | 動物園 | Comments(0)
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ホッキョクグマの赤ちゃんには、もう何度もノックアウトを食らっているが、
この写真のパンチは強烈で、しばらく立ち上がれないくらいだった。

外界との初めての接触なのだろうか。
ちょっと迷っているけれどでも 恐れてはいない。
雪がどんなものなのかも まだ知らなくて
不安なはずなのに
大きくて暖かい母親がそばにいる安心感に満たされている。

でも この子は動物園生まれだ。
流氷を見ることも 紺碧の海を泳ぐことも決してない。
それどころか、間も無くしたら 大好きな母親から引き離されてしまう。
遠い国に送られて 来る日も 来る日も 壁の中で暮らすのだ。

そんな宿命を背負わされて この世にやって来たというのに
そこにいるだけの 無垢な幸福を 私にまで分けてくれるみたいだ。
小さな体にいっぱい詰まった勇気。

昨日、polarbearmaniac 氏 のブログに、この子グマ「ロスチク」が偶然話題に
されていて驚いた。
ロスチク は 2015年12月7日 ロシア ノヴォシビルスク動物園生まれ。
引き取り先が決まらず、現在もお母さんのゲルダと共に 暮らしていることを
知らせて下さるものだった。
ロスチクがすっかり成長している映像も見られる。(よかったね、ロスチク)


polarbearmaniac 氏が ブログで紹介されている本も手に取ってみる。
「ホッキョクグマ 生態と行動の完全ガイド」2014 東京大学出版会

ホッキョクグマ研究の第一人者と言われる Andrew E. Derocher 著。
分かりやすく 美しい写真が豊富で夢中になった。こぐまも いっぱい。

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しかし、象と同様、ホッキョクグマも急速に生息数を失っている。
温暖化は、海氷を消失させて彼らの生息地を奪う。アザラシ狩ができず餓死する。
こぐまは、真っ先に犠牲となる。
温暖化ばかりでなく 遠くの工業地帯の汚染の影響を受けたり、ズカズカと生息地に
乗り込んでくる観光客も 彼らの脅威になっているという。

「ホッキョクグマを助けるためにできること」
というページが最後にある。
それは 結局 温暖化を遅らせるために 我々ひとりひとりが 家庭レベルで
努力しなければならない事であり、魔法や奇跡は何処にもない。
私達の 勇気でしかないというのに。人間はずるい。



さて、もう一度チビの登場。
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これは 私が30年以上飼い続けていた ウエストハイランド ホワイトテリア
という種の仔犬。2代目のオスで、ヨーロッパに連れ出した時は
出張から 何から何処へでも同行し、私の用心棒となった。

大人になった時の大きさが ちょうど先のロスチクくらいで、
小さいけれど、勇敢だった。

忘れていたけれど
ホッキョクグマの赤ちゃんを見ると 可愛いだけでなく
胸を鷲づかみされるような哀しさに襲われるのは
この犬達との絆が 私を揺すぶるからなのかもしれない。








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# by maria-elephant | 2017-02-08 23:35 | 動物のいのちを考える | Comments(0)
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体調まだ本調子とは言い難く、人混みは避けたいけれど、
動物混みには行きたくて
強い反対を押し切り 金沢動物園へ。
入り口に、一面の菜の花 が 歓迎してくれる!
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象舎へまっしぐら。しかし、近づくにつれ
病に伏せっていた間に読んでいた polarbearmaniac 氏のブログを思い出す。

「日本人の居住空間に対する意識の低さは、
動物を狭い空間に押し込め管理する事に深く関わっている。」

う〜む、確かに。
東山動物園のゾージアムが 「豪邸」だとしたら
チューリッヒは 「宮殿」みたいなものだものね。
住もう、住まわせよう、なんていう 発想さえ出てこないのは当然かもしれない。

では、金沢動物園の象舎は「団地」の様なものかしら?
ヨーコさんも ボン君も 例によって 退屈から起こるという常同行動を繰り返している。
せめて 土を入れて上げたい。土で遊ばせてあげたい。
真剣に声を上げて 方法を見つけたい。

とはいえ、若い飼育員の方々は、いつもにこやかに よく彼らの世話なされている。
気になるボンとチャメリーの仲を伺うと、
移動したためか、チャメリーにその時機が来なかったみたい、だそうだ。

でも、私でさえそれは当然に思える。
少なくてもチャメリーは、ズーラシアで 土の上を"走れる" 環境に居た。
突然、コンクリートの "狭い団地" で 見ず知らずの象たちと暮らすことになり
ずっと一緒の飼育員さんは居なくなるし、ストレスがないわけがない。

「Zoo よこはま」2016年冬号 (99号) には、
横浜動物園におけるゾウ繁殖への取り組み として、チャメリーの飼育員さんによる
引越しのレポートが載せられている。

移動だけでも 皆さん神経が擦り切れる思いなされたのは 充分理解できるし、
ズーラシア側にも、金沢側にも、表面上は何も問題なく完了したのは
本当に良かった、と思う。

でも結局問題なのは、表面上に出ないことや、見て見ぬフリしている事
なのかもしれない。
あの polarbearmaniac氏ならば、
歯に衣着せぬ言い方で、ズバリ仰るだろうなあ。



さて、飼育員さんが 大きな樫の枝を抱えて現れると
おふたり、目を点にして整列。
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取り合いにならない様に、ボン君はこっちですよ〜と
ヨーコさんと隔てたモートに 枝を落とされた。

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見ていてハラハラ。重い牙を下に下げると、でんぐり返ししてしまいそう。
後ろに一生懸命重心をかけて 腰が痛そうだ。

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飼育員の方からは チャメさん、と呼ばれるチャメリー。
おかしいのは、ボン君、ヨーコさんの訓練は 日本語なのに、
チャメリーだけ英語が使われている。
(わたくし、ズーラシアでは英語の生活でしたのよ。)

食事も (わたくし、洋食党ですの。) ってな顔して召し上がっているみたい。
隣部屋のヨーコさんは、ちゃぶ台で お茶漬けサラサラ、、、
のわけないか。

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# by maria-elephant | 2017-02-08 00:21 | 象を訪ねる | Comments(0)
チューリッヒ動物園のオス象 Maxi の子供達の一頭が 本当に王子動物園の
マックなのか 調べている時に、素晴らしくとんでもないブログに出会った。

私にとって、マックが何処から来たのか、どんな経緯で日本へ送られることに
なったのかは、どうでも良いことではない。
そのことを、あったりまえじゃないか! と、後押ししてくれる様なブログなのだ。

ここまでやるか!と舌を巻くほど 世界中のニュースや文献を原文で読みあさり、
世界中の動物園を股にかける。動物園も明確にしない情報や事実を自ら把握し
問題提起すらいとわない。

ただし、主題は 「ホッキョクグマ」である。


3ヶ月間の 暗く寒かったヨーロッパ滞在から戻り、家に着いたとたん発熱して
寝込んだのを良いことに? 2009年から始まったそのブログを一挙に読んだ。

「ホッキョクグマを愛するという事は 彼らについてより多くを知る という事に
他ならない。動物学であれ、人間の社会システムとの接触に関することであれ
一貫して 知識や情報を集積し そして 彼らについて考えてゆく。ここから見えてくる
問題を抽出し 彼らのためにどうしたら良いかを探っていこう、というのが
このブログの目的である。」

レベルが異なるとはいえ、ホッキョクグマ を ゾウ に入れ変えれば
まさに私が思っていること、取り組もうとしていることと同じような気がする。

しかも、毎回本格的な写真が満載であるのに、

「私は 映像による表現より 言語による表現の方が 人間の知的活動としては
遥かに複雑なものが要求され 価値が高いと考える人間であり、自分にとっても
このブログは、言語を駆使したチャレンジでありたい。」と語られる。

写真でもくっつけておかなくちゃ 誰も読まないよなぁ〜
と媚びる私の背筋が、思わず伸びた。

お忙しそうな仕事を縫って 時間が許す限り 日本全国の動物園へ、
シベリアへ、モスクワへ、ベルリンへ、シカゴへ と ホッキョクグマに会いに
飛んで行かれる。その記録は単に「事実」や「情報」であったとしても
読み続けるうちに 壮大な「物語」として浮かび上がってくる。

それは 「旅」自体が持つ本質だからかもしれないし、
会うたびに成長したり、老いてゆくホッキョクグマとの再会が
すでに感動的な物語を秘めているからであるかもしれない。
あるいは 所々に散りばめられる音楽さえ フルトヴェングラー、
ホロヴィッツやネイガウスと言った伝説人物をもって語られるからなのか。

その上 恐らく仕事の関係で パリや ベルリン、モスクワなどに 勤務なされた方だ。
特に もはや異国とは思えない、と仰るベルリンには、分断前 自由を奪われた
友人との苦い思い出が刻まれている印象だ。もしかしたら 心裂けるばかりの
大ロマンスであられたのかもしれない。

とにかく 70年代、80年代のヨーロッパには 理不尽な体制が 残っていたし、
そこに暮らせば 日本食だって 国際電話さえ ままならない時代だった。
この方が 何がきっかけで ホッキョクグマに魅せられるようになったのかは
語られていない。でも ヨーロッパでの 時に孤独な生活の中でつちかわれた
強さを、ホッキョクグマの中に重ねながら 彼らの中に生き方の理想を
見ていらっしゃる様にさえ感じる。

「群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌う。
天性のすぐれた嗅覚と生命力だけが ホッキョクグマ達の武器だ。
オスは 一途にメスを求めて 孤独かつ崇高に生きる。メスは独力で子育てをする
たくましさと母性愛を合わせ持つ。」

発信されたブログには、 読者がリアクションできる方法さえ与えられていない。
広告も拒否した画面である。日本のお正月の雰囲気を嫌い 毎年脱出なさる。
飛行機はビジネスクラス、ホテルはフォーシーズンズ。一貫したスマートさ。
発想が点でなく 線的なのも 何ヶ国語をも操る人の特徴かもしれない。

「日本のホッキョクグマ飼育には 種の飼育下における集団としての維持
という概念が本当にあるのか? 日本の動物園関係者は (ホッキョクグマファンも)
余りにも楽観的、問題意識が欠落している。」

最も仰りたいことのひとつなのだろう。

「私の願いは 物言わぬホッキョクグマたちに 生命を吹き込んでやりたい、
という強い気持ちだ。」

健康状態の悪化を告白なさりつつも、
* 「ホッキョクグマを書く人」は、今日もブログを更新なされている。

* ニックネームは polarbearmaniac と仰る。















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# by maria-elephant | 2017-02-06 01:26 | 象さんと 関係ないこと | Comments(0)
旭山動物園の有名なペンギン散歩は見たことないけれど、
意外なところでお目にかかれた。

バーゼル動物園では 毎朝11時から ペンギンを屋内飼育場から 屋外放飼場へ
歩いて移動させている。
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時間になると ペンギン達は出口のドアに向かって並び始める。
あんたはダメよ、と言われ ふてくされてる子供。
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観光客は私くらいで、皆地元の人たち。
子供達も騒ぐことなく 指示されなくてもペンギンの道をあける。
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皆んな、おしゃべりしないでついてきてくれる?(先頭のペンギン、振り返る)
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子供はペンギンにイタズラしないけれど、ペンギンが子供にちょっかい出す。

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小さい頃、父親の背広と靴を持ち出して来て ペンギンごっこ したよな〜。
楽しいひと時だった。


ところで、 チューリッヒ動物園で飼育されているオス象 Maxi の子供の
一頭が 神戸に送られた、という資料を読み、名前と 生まれた場所が一致
しないけれど 同じ個体なのかな、と疑問に思っていた。

チューリッヒ側の資料は 1992年 ニーサーカスにて誕生 とあり、
神戸の資料は、1992年 スイス キンダーガーデン動物園生まれ、とある。

たまたま地元の人が書くブログに、Rapperswil というところにある
「knie kinder zoo」を訪ねた記事を見つけた。その方によると、
スイスのニーサーカスが、夏場だけ来る動物園で、動物展示というよりも
動物と触れ合って遊べるので、とても楽しいのだという。

これで 生まれ年も、生まれ場所も一致。
神戸王子動物園のマックは、サーカス生まれだったのだ。
ということは、市原ゾウの国に居る 結城クンは チューリッヒのMaxiの
孫ということになる。

バーゼル動物園と日本の繋がりは、ホッキョクグマの バリーバだ。
バリーバは、砥部動物園のスター、人口哺育で育ったピースの親である。

バーゼル動物園は かなり昔からホッキョクグマの人口哺育に取り組んでいた。
しかし、結局 ホッキョクグマは、動物園での飼育に向かないとする結論を出し、
バリーバを手放した、という興味深いエピソードがある。現在もホッキョクグマは
飼育されていない。

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# by maria-elephant | 2017-01-28 12:11 | 動物園 | Comments(3)